スパイレント、クラウドネイティブ5Gの耐障害性を検証する業界初のソリューションを発表

カリフォルニア州カラバサス- 2023年9月21日- 次世代デバイスとネットワークのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc（LSE：SPT、以下Spirent）は本日、通信サービスプロバイダー（CSP）とクラウドネイティブ・ネットワーク機能（CNF）ベンダーが5Gサービスの耐障害性を確保できるよう支援する、業界初の完全クラウドネイティブ・テストソリューションの提供を発表しました。自動化されたテストプラットフォームであるSpirent CloudSureは、包括的なテスト機能により5Gネットワーク内のCNFの耐障害性を評価・検証し、信頼性の高いサービス提供を実現するとともに、運用コストの削減と顧客体感の最適化を支援します。

SpirentのSenior Director of Product Management for Cloud Solutions, Glenn Chagnotは次のように述べております。「クラウドネイティブ環境は、高信頼性で垂直統合された一握りの5G機能をパフォーマンスとコストに最適化されたクラウド上で実行される数千の個々のソフトウェア・コンポーネントに分割する、画期的な新しい技術的アプローチですが信頼性に不安があります。クラウドネイティブは従来のテストや可視化のアプローチを排除し、潜在的なメリットを実現するために全く新しいプロセスやツールを必要とします。CloudSureは不完全なクラウド上で動作する実際のトラフィックで5Gサービスをテストし、サービスに強じん性があり常に利用可能であることを保証するためのプロアクティブな導入前検証を提供します。」

CloudSureはネットワーク事業者が複雑で高度にダイナミックなクラウドネイティブの世界で、堅牢で強じん性のある5Gサービスをエンドユーザーに提供できるように設計されています。これにより以下のことが可能になります：

• 信頼性の高いサービス提供：　5Gのクラウドネイティブなネットワーク機能が最も厳しいクラウド条件下でも確実に動作することを確認し、中断のないサービス提供と長期的な収益拡大を実現

• 運用コストの削減：　リソースの利用を最適化し、複雑な障害回復メカニズムを検証することで、コストのかかる停電や5Gサービスの中断を回避し運用コストを削減

• 顧客体感の向上：　強じん性のある5Gサービスの設計、構成、パフォーマンスを担保し、高品質のユーザー・エクスペリエンスを提供することで、顧客満足度と顧客維持を向上

• 競争上の優位性：　顧客の期待に一貫して応え、5Gにおける競争力を高め、新規顧客を獲得するための信頼性が高くパフォーマンスの高い5Gサービス

「クラウドネイティブな展開モデルが5Gネットワークの基盤として台頭していますが、CSPは各CNFがクラウド環境内で独自のパフォーマンス予想値を有しているという課題に取り組んでいます。SpirentのCloudSureは検証を通じてCSPがこれらの環境の複雑さを制御できるように支援し、クラウドの効率性と運用上の利点を実現しながら高品質の5Gサービスを提供できるようにします。」と、Analysys MasonのPrincipal Analyst, Gorkem Yigit氏が述べています。

5Gサービスがクラウドの障害やデグレに耐え、ユーザーへの影響を最小限または全く与えないようにすることはクラウドネイティブテクノロジーの採用を成功させるために不可欠です。複雑でダイナミックな新しい環境を管理し、テクノロジーの変化を先取りし、複数のベンダーと絶え間ないリリースサイクルを持ち相互に依存し合う新しいクラウドネイティブの世界を可視化するためには、プロアクティブなアプローチとより親密な部門間の調整が必要になります。

CloudSureは長期的な収益を最大化し、信頼性の高い運用を確保するために必要な5Gサービスの強じん性、最適化、新サービスの高速化を保証するためにネットワーク事業者が必要とする新しいアプローチを提供します。CloudSureはユーザー定義の現実世界のクラウド障害を注入しクラウドネイティブな5Gサービスへの影響を相関させることもでき、市場をリードするSpirentのLandslide 5Gネットワーク・テスト・ソリューションを完全なものにします。

Spirent CloudSureの詳細については、https://www.spirent.jp/products/cloud-native-testing　をご覧ください。