プレスリリース
大手金融サービス、テストラボの自動化と近代化にSpirentを選択
自動化されたラボ間の統合を実現し、俊敏性の向上、規制への適合、新しいデジタルサービスの提供を加速。
ニュージャージー州ホルムデル- 2023年11月29日- 次世代デバイスおよびネットワークのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc(LSE:SPT 以下、Spirent)は本日、大手金融サービス機関とテストラボのグローバルネットワークを近代化および自動化する契約を締結したことを発表しました。このプロジェクトはSpirentが新しいテストインフラを設計、設置、設定するもので、2023年12月に開始され直ちにお客様に利益をもたらします。
企業ネットワークをテストするためのマニュアル作業は、ますます細分化されたネットワークを更新する必要があるスピードと頻度から、もはや実行不可能です。Spirentのソリューションとサービスによってテストラボの機能を自動化することで、この世界有数のリテールおよび投資銀行は厳格なコンプライアンスを確保しつつ、生産性の大幅な向上とコスト削減の恩恵を受けながら顧客への新製品、バージョンアップ、サービス提供を大幅に加速することができます。
スパイレント・コミュニケーションズ最高経営責任者(CEO)のEric Updykeは次のように述べています。「マニュアル作業でのテストや検証に苦労している複雑なネットワーク環境を持つお客様環境に、世界をリードする当社のVelocityテストおよび自動化ソリューションを活用して検証効率化に貢献するという、当社の大きなミッションを果たすことができました。」
Spirentのソリューションは6,250以上のテスト手順の自動化に利用され、お客様のメインテストラボに新しいテストインフラを始めて採用します。現在、大規模な組織ではテスト手順の設計から実行、テスト結果の分析までを完了するのに数カ月から数年かかることさえあります。Spirentのテスト自動化ソリューションとサービスを利用すれば、この時間は数時間に短縮され生産性の向上は75%を超えると予想されます。
Spirentは最近、NETSCOUT SYSTEMS, Inc.のテストラボ自動化事業を買収してVelocity自動化ポートフォリオを追加し、自動化ラボの設定と接続に不可欠な物理層スイッチング機能を追加しました。Spirentのソリューションでテストラボを完全に自動化することで、企業は世界中のどこからでも継続的インテグレーション/継続的デリバリー/継続的テスト(CI/CD/CT)モデルで、デバイス、アプリケーション、サービスをより速く、24時間体制でテストすることができます。これにより、テスト手順のサイクルとラボ資産の利用が大幅に改善され、効率、スピード、パフォーマンスが劇的に向上します。
Ericは次のように続けています。「複雑化し絶えず変化するネットワークの課題に対応するために、テストラボを近代化し自動化しなければならないことを多くの企業は認識しています。この金融サービス企業からの新たな契約獲得は当社がいかに包括的なソリューションと差別化されたサービスをお客様に提供できるかを示すものであり、効率性とコスト削減を重視する通信事業者や他の企業の現在のニーズに合致するものです。」