プレスリリース
Spirent LandslideがCNFテストを追加 クラウドネイティブの性能が5Gスタンドアロンで脚光を浴びる
市場初の新機能により、クラウドネイティブが5Gアプリケーションとサービス パフォーマンスに与える影響を検証し、導入課題を克服
メリーランド州フレデリック- 2024年6月18日 - 次世代デバイスおよびネットワーク向けの自動テストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc(LSE:SPT、以下Spirent)は本日、5Gスタンドアロンサービスの提供におけるCNFパフォーマンスの影響を継続的にテストするため、クラウドネイティブ機能(CNF)の強靭性をテストする機能をSpirent Landslideに追加することを発表しました。
すでに5Gスタンドアロン・コア・テストのリーディング・ソリューションとなっているLandslideが、同一のテスト・ソリューション・プラットフォームにCNFテストを含めることで、モバイル・ネットワーク・オペレーター(MNO)やネットワーク機器メーカー(NEM)がクラウドネイティブ環境に移行する際の進化するニーズにさらに対応できるようになります。
5Gスタンドアロン・コアは、サービス・ベースのアーキテクチャと、迅速な市場投入とスケーラブルなネットワーク運用をサポートするためのパブリック・クラウドとプライベート・クラウドの採用により、ネットワークとサービスを展開、運用、管理する新しい方法で、エキサイティングなビジネスチャンスを引き出す可能性を秘めています。細分化され分散化された新しいアーキテクチャは、ダイナミックなマルチクラウド、マルチベンダーエコシステムを提供する一方で、サービスプロバイダーにとっては困難な新たな課題も山積しています。
SpirentのVP of Automated Test & Assurance Product Management, Anil Kolliparaは次のように述べています。「5Gネットワーク全体の統合と相互運用性の必要性とは、新しいクラウドインフラと仮想ネットワーク機能をレガシーシステムやプロセスとどのように統合するかという複雑さに対処することだけでなく、これらの新しい分散型インフラストラクチャのパフォーマンスをどのようにテストして最適化し、それらがすべてあるべきように連携することを保証することも意味します。 クラウドネイティブでは、効率性と運用上の利点を実現するためにまったく新しいプロセスが要求される一方、各CNFはクラウド環境内で独自のパフォーマンスを期待しています。Landslideのすでにある相当数のテストケースと検証能力にクラウド・レジリエンシー・テストを加えることで、ネットワーク・サービス・プロバイダーはエンドユーザーが求める高品質の5Gサービスを提供するために新しいクラウド環境を取り入れるという課題に対し、より容易に取り組むことができるようになります。」
Appledore Researchの創設者で主席アナリストのPatrick Kelly氏は「Spirent LandslideのCNF強靭性テストは5Gスタンドアロンおよび高度なネットワークの複雑さに取り組むモバイル事業者にとって、コア5Gテストの重要な革新を手に入れることになります。この機能強化で複雑な事前テストと導入後の手順を合理化し、5Gサービスを最適化して進化し続けるCNF環境で高い性能と信頼性を確保できます。」と述べています。
Spirent Landslideは実世界の5Gトラフィックを生成し、同時に5Gクラウドコアに障害を与えて5Gサービスへの影響を評価および相関させることができる世界唯一のソリューションです。これは障害が常態化し、5Gサービス品質への深刻な影響を回避するためにCNFを強靭的に設計しなければならないクラウド環境の展開において特に重要になります。MNOやNEMは従来、手作業のテストプロセスや自社開発の自動化スクリプトに頼ってきたため、非効率でテストの複雑さが増していました。また、CNF環境における5Gサービスの所有権をめぐる曖昧さもサービス・プロバイダーにさらなる懸念をもたらしており、信頼性を重視するレガシー・ネットワークから強靭性と拡張性に優れたCNFネットワークへと、テストの考え方を根本的に転換する必要があります。
Spirent Landslideの包括的な自動テスト機能と、サービスプロバイダの運用コスト削減とカスタマーエクスペリエンスの最適化をお手伝いするSpirentソリューションの詳細については、https://www.spirent.jp/products/cloud-native-testing をご覧ください。