SpirentのC-V2XコンフォーマンステストソリューションがDEKRAにより検証され OmniAirの認証取得に成功

カリフォルニア州カラバサス- 2022年10月25日- 次世代デバイスとネットワーク向けのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc（LSE：SPT）は本日、Spirent TTsuite-WAVE-LTEV テストソリューションがC-V2X（セルラー・ビークル・トゥ・エブリシング）向けのOmniAir Qualified Test Equipment（OQTE）を取得したことを発表しました。OmniAirコンソーシアム、DEKRA、主要デバイスメーカーとの共同作業により、SpirentのC-V2Xコンフォーマンステストソリューションは、認証取得のための厳しい監査と評価を見事にクリアしました。

「SpirentのCloud & IPプロダクトマネジメント担当バイスプレジデントであるAniket Khoslaは「コネクテッドカーや高度自動運転車による道路交通の安全性と効率の向上におけるC-V2Xの影響は非常に大きなものです。相互運用性はコネクテッドカーや自動走行車の技術展開を成功させるために重要な要素であり、OmniAir認証はテストが果たす重要な役割を認識しています。Spirentがこの取り組みに貢献できることを誇りに思い、デバイスベンダーが製品の認証を取得するためのサポートを続けていきます。」と述べております。

Spirent TTsuite-WAVE-LTEVは、LTE-V PC5（サイドリンク）インターフェース上のC-V2Xプロトコルをテストするソリューションで、WAVE (Wireless Access in Vehicular Environments) 規格への準拠を検証するための相互接続スクリプト一式を含んでいます。これらの規格をサポートする車載機（OBU）および路側機（RSU）のベンダー横断的な相互接続性を確保するのに役立ちます。

「DEKRA サービス部門製品テスト担当上級副社長 Thomas Jaeger 氏は「Spirent は、C-V2X プロトコルのコンフォーマンステストにおけるリーダーです。「TTsuite-WAVE-LTEV は、私たちがテストツールに期待するすべての要件を満たしており、最新の C-V2X デバイスを使用してテストソリューションの検証を成功させました。コンフォーマンステストは、相互接続性、性能、アプリケーションのテストと並んで、OBUとRSUのテストにおいて重要な役割を担っています。SpirentのソリューションによりDEKRAラボはOBUとRSUベンダーがC-V2X OmniAir認証をできるだけ早く取得できるよう、包括的なサービスを提供できるようになりました。」と述べています。

「Spirentが TTsuite-WAVE-LTEV で取得した OQTE ステータスはOmniAir 認定テストラボが C-V2X デバイスのフルスタックの自動テストを実施することを可能にします。　自動化されたテストは高い信頼性と再現性を提供し、手動テストと比較して C-V2X 機器の認証テストに必要な時間を短縮することができます。」と OmniAir Consortium の Executive Director である Jason Conley は述べています。

TTsuite-WAVE-LTEVは、USDOT/OmniAirテスト仕様に基づく実装やシステムのコンフォーマンスを保証します。高速でシンプルなテストの実行、分析、再現性を提供し、テストの自動化を完全にサポートします。このソリューションはプラットフォームに依存しないため、既存のテスト環境に迅速に統合することができます。

詳しくはこちらをご参照ください。www.spirent.jp/products/test-connected-vehicles-v2x-and-cv2x