プレスリリース
スパイレント、Wi-Fi試験ソリューションを拡張:ISPとその先にいるユーザ向けに新たな機能と利点を発表
SpirentのOctobox自動テストベッドは、主要なユースケースを念頭に置き、特別に構成されています。
メリーランド州フレデリック - 2024年9月17日 - 次世代デバイスおよびネットワークのテストおよび保証ソリューションのリーディングプロバイダーであるSpirent Communications plc(LSE:SPT 以下、Spirent)は本日、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や機器メーカーの進化するニーズに対応するために設計されたOctobox Wi-Fiテストソリューションの大幅な機能強化を発表しました。Wi-Fiは接続デバイスの増加やWi-Fi 7の導入によって急速な進化を続けており、Spirentの先進的なテストプラットフォームはコンシューマと企業を問わず、信頼性の高い高性能な接続を保証する態勢を整えています。
Octoboxポートフォリオの主な強化点は、Wi-Fi 7用のアクセスポイント、デバイス、メッシュシステムを包括的にテストするために特別に設計された新しい設定済み自動テストベッドです。これまでのカスタマイズ可能な構成をベースに、OctoboxはWi-Fi 7に接続されたコンシューマ向けエンドポイント デバイスのテスト、検証、性能最適化に設計された世界初のチャンバー型テストベッドを開発しました。
さらにSpirentは、Wi-Fi技術の重要なトレンドであるメッシュ・ネットワークのテストに特化した構成も設計しました。メッシュ・バックホールのテストは、バックホール・リンクの高速化など、Wi-Fi 7の利点が特に有利に働く特定の分野です。このテストソリューションは、メッシュ・ネットワーク内でより多くのデバイスが接続・動作しても全体的なパフォーマンスが堅牢で信頼性の高いままであることを保証します。これにはメッシュ・ネットワークが複数のデバイスからの要求を確実に処理し、シームレスなカバレッジを提供するために重要な スループットとレジリエンシーのテストが含まれます。
SpirentのTest & Assurance business unit, Vice President of Product ManagementのJames Kimeryは次のように述べております。「Wi-Fi技術の急速な進化に伴い、当社の高度なテストソリューションはISPが複雑なメッシュネットワークや増え続けるエンドデバイスに対して、堅牢で高性能な接続性を提供できることを保証します。Wi-Fi7の各重点分野特有の課題に対応することで、ISPはシームレスで信頼性の高いサービスを提供できるようになると同時に、サポートコストを削減し、顧客満足度を高めることができます。」
Octoboxは要件や関連するテストケースの進化に伴い、現在および将来のWi-Fi 7のユニークな機能を実装することにより、厳しいWi-Fi 7規格を包括的にテストできる唯一のプラットフォームです。Octoboxはアップグレードが容易なモジュール設計と複数のデバイスやステーションをエミュレートする機能を備え、高性能な計測・解析機能と最も洗練された自動化ソフトウェアを組み合わせ、実環境を再現性よく作り出す制御環境を提供します。OctoboxはWi-Fi7テストのセットアップを簡素化し、テスト時間を短縮し、再現性を高め、実用的なビジネス成果をもたらします。
Spirentの5Gネットワーク・テストおよび検証ソリューションとサービスの詳細については、https://www.spirent.jp/wifi をご覧ください。