プレスリリース
octoScopeがWi-Fi 6機能試験の自動化用に新たなテストベッドを発表
octoScopeのOctobox®パーソナルテストベッドは、Wi-Fi 6機能の試験に対応するようになりました
マサチューセッツ州リトルトン、2019年11月6日 - 正確かつ繰り返し利用可能な自動化ワイヤレスパーソナルテストベッドの一流メーカー、octoScope®は本日、アクセスポイント(AP)と基地局(STA)デバイスの自動化されたWi-Fi 6テストに、新たなSTACK-WFAテストベッドを発表しました。
octoScopeは、STACK-WFAへWi-Fi 6機能の試験用にAPとSTAデバイスを内蔵した状態で販売します。RADIUSなど、機能試験に必要なサーバーがテストベッドに付属しています。このため、テストベッドはターンキー型となっており、パッケージから取り出してすぐ利用できます。
Wi-Fi Allianceでマーケティング部門のバイスプレジデントを努める、Kevin
Robinsonはこう述べています。「Wi-Fi CERTIFIED 6は、ネットワークの効率を高めレイテンシを低減する高度なセキュリティおよび機能を提供することができます。そのため、音声、ビデオ通話、ゲーミングなど、リアルタイムの高負荷なアプリケーションに理想的です。octoScopeのSTACK-WFAなど、新しい試験ソリューションを利用することで、業界は認証作業の準備を整え、現場でのデバイスの相互運用性を改善できるようになります。」
octoScopeの社長、Fanny Mlinarskyはこう述べています。「Wi-Fi 6試験が加わったことで、Octoboxのパーソナルテストベッドに数百もの新たな自動化テストケースが追加され、顧客も自身のデバイスで相互運用性と機能性を検証しやすくなっています。Wi-Fi Allianceメンバーが当社エンジニアと手を取り合い、Wi-Fi 6機能を試験しWi-Fi CERTIFIED 6試験に備えるため、システムのインストール後1~2日で新規ユーザーに向けたトレーニングを施します。」
Octoboxパーソナルワイヤレステストベッドについて
スタックして構成可能なOctoboxのパーソナルテストベッドは、外部の干渉から完全に隔離されており、技術者のオフィスやラボのテストベンチで使用できます。
Octoboxのテストベッドはそれぞれ、専用のNode.jsウェブサーバーから制御されます。サーバーはブラウザーのUI(手動制御)、またはREST API(自動テスト)を通じてアクセス可能です。サーバーはテストベッドのタイムベースを提供し、内蔵機器、試験対象機器の設定、トラフィック、テストの流れを制御します。テスト結果はMongoDBデータベースに保存され、複数のチームがテストの自動化スクリプトとテスト結果を共有して協働できるようになっています。
octoScopeについて
octoScopeは、繰り返し利用可能な自動化ワイヤレスのパーソナルテストベッド市場でトップシェアを占めています。当社が誇る特許取得済み技術は、オーバー・ザ・エアーのワイヤレス試験にて、他では得られない高精度、安定性、低価格、付加価値を提供します。Octoboxテストベッドは自動化された回帰試験シーケンスを設定でき、多様なエアリンク条件や干渉のシナリオを選択できます。Octoboxテストベッドは、単一機器の試験のみならず、マルチノード型のメッシュシステムを対象に試験範囲を拡張することができます。
テストベッドは、多彩なワイヤレスデバイスやシステムの稼働状態およびパフォーマンスを評価できる、強力なテクノロジーを備えており、プロトコル監視、テスト用トラフィック生成、モーション評価/マルチパス評価、干渉生成、デバイスのエミューションなどの機能を搭載しています。