プレスリリース

更新レートの倍増に伴い、 Spirentの主力製品・GNSSシミュレータがかつてない発展を実現

業界で最も精密でリアルなハイダイナミクス車両用コンステレーションシミュレータを更に強化

2021年3月16日(ロンドン)-グローバルナビゲーションサテライトシステム(GNSS)テストソリューションの世界的リーダーであるSpirent Communications plc(LSE:SPT)は本日、GSS9000シリーズにプレミアム機能を追加し、業界で最も精密でリアルなGNSSコンステレーションシミュレータとしての地位を更に高めることを発表しました。GSS9000シリーズは、更新レートが2倍になったことで、より正確でリアルなオペレーションを再現し、測位・航法・タイミング(PNT)テストの不確実性を低減します。

GSS9000シリーズは今回の機能追加により、ソフトウェアおよびハードウェアの更新レートが最大2kHzでシミュレーションできるようになり、性能を損なうことなく、シミュレーション軌道の精度を向上させることが可能となります。本機能は、宇宙ミッションや極超音速機など、ダイナミクスの高いアプリケーションに特にメリットがもたらされます。また、この更新レートの向上により、HIL(Hardware-in-the-Loop)テストのレイテンシーが低下し、業界で最も正確でリアルなテスト機器としてのGSS9000の地位が更に強化されます。

Spirent・PNTシミュレーション担当ディレクターであるAdam Priceは、「Spirentの専用ハードウェアと強力なソフトウェアソリューションは、PNTテストを念頭に置いて構築されており、精度を高め、柔軟性を高め、顧客のニーズを満たす高性能なシステムを提供しています。今回のGSS9000の強化は、ユーザーが競争に打ち勝つことを可能にする、高い柔軟性と拡張性を備えたソリューションの水準を引き上げるものです」と語っています。

GSS9000シリーズのその他機能強化ポイント:

● シナリオ期間の延長-ミッションをリアルに表現するためには、制御性と再現性が重要となるシミュレーション環境では、ユーザーの入力回数を減らすことが不可欠です。今回のアップデートでは、利用可能なシナリオ期間を65日間に延長し、テスト期間中は同初期条件でシミュレーションを行うことで、高性能なシミュレーションをより長く継続して行うことが可能となります。

● 組み込み干渉機能の強化- Spirentは、干渉試験の能力と柔軟性を向上させるために、広帯域信号の干渉試験のサポートを強化し、帯域幅の分解能と反復率を向上させ、加算性白色ガウスノイズ(AWGN)の可変帯域制御を追加しました。

Spirent・ハイエンドアプリケーション製品ラインマネージャーであるRicardo Verdeguer Morenoは次のように話しています。「GNSSテストにおけるSpirentのリーダーシップは、他の追随を許さない経験とPNT市場への深い理解、そしてユーザーのためにテスト機能を向上させるという継続的なコミットメントから生まれています。今回のGSS9000シリーズの機能強化は、システム性能に影響を与えることなく、より正確なオペレーションを提供することで、ユーザーの不確実性を低減するための支援を継続していることを示しています」。

Spirent GSS9000シリーズの機能強化は、2021年第2四半期初旬に、新規・既存ユーザーに提供される予定です。詳細につきましては、GSS9000シリーズ製品ページでご確認ください。また、米国政府およびプライムコントラクター担当者は、Spirent Federalまでお問い合わせください。

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